愛知県名古屋市の郷土料理・ご当地グルメ
ひつまぶしは、ご飯としても、お茶漬けでも美味しさを楽しめる愛知県の郷土料理です。ひつまぶしは、焼き上げたうなぎの蒲焼を細かくして、ご飯に乗せて食しますが、この際にご飯を入れる容器が小ぶりなおひつなので、ひつまぶしと呼ばれるようで、さらに、まぶすという言葉はまぜるという言葉から来ているようで、両方とも名古屋弁です。
ひつまぶしの発祥は、調理したうなぎの切れ端を活用したという説が有力です。
なお、本来の食し方は最初は茶碗に盛り、そのまま食べ、次に2杯目を取り、そこに薬味のねぎ、刻みのり、わさびなどを乗せ食べます。3杯目は薬味とお茶あるいはだし汁をかけお茶漬けとして食べます。うなぎをいろいろな食べからで楽しめるひつまぶしは、全国で食されています。
ひつまぶしのレシピは、お米、うなぎのかば焼き、かば焼きのタレ、だし汁、あさつき、わさびと山椒です。
作り方は特に手間がかかることはなく、ご飯をおひつに移します。うなぎを皮目を上にしてオーブンで焼いて細かく切ります。あさつきを小口切りにし、わさびも用意しましょう。だし汁は温めておきます。ご飯の上にうなぎを盛り付けてタレをかければ出来上がりです。
ひつまぶしのポイントは先にも述べましたが、その食べ方にあり、ひつまぶし作法では、そのままで食し、次いで、あさつき、わさび、山椒の薬味を乗せて食し、最後は、熱いだし汁でお茶漬けにして食します。
なお、レシピのタレは市販のもので間に合いますが、うなぎの蒲焼きのタレはブランド物も市販されていて、お値段が高いものがより美味しいようです。
ひつまぶしは、実際にはひつまぶし作法の最後のだし汁お茶漬けでいきなり食べても美味しいので、お好きな食べ方をしましょう。
ひつまぶしは名古屋の郷土料理ですが、名古屋出身の有名人はそれこそお茶碗に3杯のおかわり以上に多彩です。
いきなりですが、フィギュアスケートの浅田真央(バンクーバーオリンピック銀メダリスト。世界選手権、全日本選手権4連覇、世界ジュニア 優勝等)と姉の舞は名古屋市出身で、同じく安藤美姫(世界選手権、スケートアメリカ、全日本選手権2連覇、世界ジュニア 優勝等)もそのパイオニアである伊藤みどり(アルベールビル冬季五輪銀メダリスト、世界選手権 優勝、全日本選手権覇等、日本人初の「フィギュアスケート国際殿堂」入り)も、さらには男子の小塚崇彦(世界ジュニア 優勝)も名古屋市です。
◆スポンサードリンク