きりたんぽ鍋(鹿角市)|おせち郷土料理NAVI|正月料理の通販ランキングです!

秋田県鹿角市の郷土料理・ご当地グルメ

◆きりたんぽ鍋(主な発祥地:秋田県鹿角市)

 きりたんぽ鍋は、広く秋田県の郷土料理として知られていて、特に新米の季節に味わうねぎらい料理は、学校給食でも人気があります。

 きりたんぽ(切蒲英)は、粳米のご飯をつぶして竹輪の形で杉の棒にしっかりと巻き付けて焼き、焼きあがったものを棒から外して、食べやすい大きさに切った食品です。これを鶏がらのだし汁に入れて煮込むのが、きりたんぽ鍋で、別には味噌を付けて焼いたりもして、冬場の秋田県内では学校給食のメニューになっています。

 きりたんぽ鍋に使う鶏肉は比内地鶏で、そのガラでつくっただし汁をベースにして、醤油と酒、さらに砂糖(または味醂)でスープを作ります。そこに、ゴボウ、マイタケ、比内地鶏順に入れて煮立ててから、きりたんぽとネギを入れ、セリを加え、セリに火が通ったら完成です。

 なお、きりたんぽは長時間煮ると形が崩れやすいため、煮過ぎないようにして早めに鍋から引き上げ食べるのがコツです。

 きりたんぽの発祥は、秋田県北部のマタギの料理が起源だったとの説があり、この説は、マタギが残した飯を潰して棒に巻きつけて焼き、そこに獲物のヤマドリや山菜とともに煮たり、あるいは味噌をつけて食べたりしていたことに由来しています。ただし、阿仁町(現・北秋田市)のマタギはこの説を否定しています。その理由は、当時貴重であった米を使うきりたんぽは、当時の経済的に厳しい生活を強いられていたマタギの生活とは相いれないということです。

 しかしこれには反論もあり、それは農業よりも遥かに換金効率の高い狩猟をしていたマタギは、物々交換で米が手に入りやすかったということが考えられ、したがって、マタギが狩りに出る際におにぎりを持参するのは普通のことであったとも考えられます。

 なお、きりたんぽ鍋に入れる鶏肉は元来決まりはなく、現在比内地鶏が使われるようになった理由は、比内地鶏の産地である大館市の会社が、比内地鶏が鍋物に向いていることに着目してきりたんぽ鍋をセットで売り出したからです。

 したがって、その後、きりたんぽ鍋は。鹿角市(かづのし)が発祥の地であり、大館市が本場として定着して、広くその存在が知られることになったと言う経緯があります。 このことから、きりたんぽ発祥まつりが鹿角市で開催され、本場大館きりたんぽまつりが大館市で開かれています。

 ちなみに、きりたんぽ発祥の地とされる鹿角市出身の著名人は、日本人のプロサッカー選手としてはじめて海外(ドイツ)の分ですリーガで大活躍をした、日本サッカー界の重鎮でありレジェンドの奥寺康彦が筆頭で、ほかには、元陸上競技女子長距離走選手で、1993年世界陸上金メダリストの浅利純子などが居ます。

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