北海道函館市の郷土料理・ご当地グルメ
うに・いくら丼は、海鮮丼のひとつで、ちらし寿司と混同する向きがあるようですが、その違いは、うに・いくら丼には、酢ご飯では無く、普通の温かいご飯を使うところにあります。ただし、総称としてのうに・いくら丼は海鮮丼と呼ばれています。
うに・いくら丼に使わる、うに・いくらは北海道を代表する海の幸で、新鮮なウニの味とプリプリ感のイクラの相性はぴったりマッチします。なお、多くの場合濃厚なバフンウニとあっさりしたムラサキウニなどが使われ、イクラは塩漬けとしょうゆ漬けなどが使われます。
うに・いくら丼の調理法は至極簡単で、レシピと言うほど大袈裟ではありません。イクラは、昆布だし、薄口しょうゆ、濃口しょうゆ、酒と、煮切りみりんで一昼夜漬け込みます。ウニは北海道産の上質な物がお勧めで、丼にご飯を盛って、切り海苔を散らして、そこにイクラとウニを盛り付け、にわさび醤油を適量かけて食します。
ちなみに、うに・いくら丼はお寿司屋さんよりも海産物を使う丼物の定食屋さんで提供しているようです。
このようなことから、うに・いくら丼は北海道の郷土料理が元祖で、新鮮な魚介類が豊富に水揚げされる函館市内の飲食店で、客のリクエストにより創作されたのが発祥とされていますが、特定することはできないようです。
なにしろ広い北海道ですから、ここで北海道の広大な平野を目に浮かべながら、うに・いくら丼を好んで食すると思われる、北海道出身の有名人・著名人の何人かを順不同で見てみましょう。
旭川市出身には、「安全地帯」のミュージシャン・俳優の玉置浩二がいます。函館市出身は、ロックバンド「GLAY」でベース担当のJIRO(ジロウ)、ユニークな発言で知られる松山千春は、フォークシンガーで、「大空と大地の中で」で有名ですが、出身地は、足寄郡足寄町です。
待ってました。サブちゃんこと北島三郎はNHK紅白歌合戦を辞退しましたが、日本を代表する演歌歌手で、俳優でもあり作詞家・作曲で、上磯郡知内村(現:知内町)の出身です。同じく演歌と民謡で誰にもお馴染みの細川たかしは、虻田郡真狩村(まっかりむら)出身です。また、シンガーソングライターの中島みゆきが北海道札幌市の出身であることは、誰もが知るところです。
俳優でタレントの大泉洋は江別市出身で、ニューハーフタレントで有名なカルーセル麻紀は釧路市の出身です。
さらに、お笑い関係では、タカアンドトシのトシは旭川市、タカは札幌市ですし、キートン 山田は三笠市の出身です。これらのほかにも北海道出身の芸能人は数多く、北海道の広大さを表しています。
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