わんこそば(花巻市)|おせち郷土料理NAVI|正月料理の通販ランキングです!

青森県八戸市の郷土料理・ご当地グルメ

◆わんこそば(主な発祥地:岩手県花巻市・盛岡市)

 岩手県の郷土料理として知られるわんこそばは、もともとはもてなし料理です。

 今では、早食い競争として有名で、「じゃんじゃん」という掛け声とともに、小分けにしたそばを小さなお椀に入れて食べる、と言うよりは飲みこむわんこそばは、岩手県の名物料理で、昔は遠方からの客人をもてなす、そば振る舞いの風習として地元の人に受け継がれてきました。現在でも多くの場合、宴会の最後に小ぶりのそばを出して締める風習が残っています。

 わんこそばの起源としては二つの説があります。ひとつは、慶長時代の南部家27代目当主であった南部利直が江戸に向かう際に花巻城に立ち寄った際に、椀に盛られた一口大のそばが始まりだとされています。殿様に対して丼で差し上げるのはいかがなものかの思案した末に、山海の幸を添えて漆器のお椀に一口だけのそばを出したところ、利直はこれを何度もお代わりをしたそうです。

 明治時代に花巻市の蕎麦屋「大畠家」が一般にもわんこそばを出したところ、お殿様が召上がったわんこそばが人気になり、昭和初期には一般家庭でもわんこそばが楽しまれるようになりました。

 別の説は、かつては、祭事などの際に地主が大勢の村人や客人にそばを振舞うという風習があり、大勢の人にそばを出す際には全ての人にそばが行き渡る前にのびてしまうため、通常の分量のそばを小分けしたとする盛岡起源があります。よってこの説では原点が盛岡市にあると言えます。

 ちなみに、現在のわんこそばの定義は、わんこ(お椀)で食べること、給仕がつくこと、温かいそばであることとなっています。

 なお、発祥の地とされる岩手県の花巻市や盛岡市にあるわんこそば店では、わんこそば本来のおもてなしの心を重視して、お客さんの食べるペースに合わせてゆっくりとサービスをする店と、観光客向けのパフォーマンスに重点を置き、お椀をお客さんの前に重ねたり、給仕がそばを入れる際に掛け声をだすお店に分かれているとのことです。

 話題になるわんこそば競争は、1957年12月に花巻市の嘉司屋(かじや)がわんこ相撲冬場所を開催したのが、その始まりとされています。わんこそばを多く食べた人を、横綱とか大関というのは、当時わんこそば大会を大相撲にならって開催した名残で、2015年には、花巻で毎年大会が開催されている2月11日が、わんこそば記念日として登録・認定されています。

 付記しますと、花巻市は、SF童話の「銀河鉄道の夜」や「風の又三郎」で有名な宮澤賢治治生誕の地として知られていますが、宮澤賢治治とわんこそばとはどうも縁はないようです。

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