鹿児島県鹿児島市の郷土料理・ご当地グルメ
黒豚のしゃぶしゃぶは鹿児島県の伝統料理で、かごしま黒豚の贅沢な食し方と言えます。黒豚のしゃぶしゃぶに使う肉は、かごしまの黒豚で、これと野菜で食べるしゃぶしゃぶは極めて美味だと評判です。
鹿児島県産の黒豚は、さつまいもを含んだ飼料で育てられるためか、旨みと甘みがありながらもさっぱりしていて、肉の本当の美味しさを味わえます。
ちなみに、しゃぶしゃぶの起源には諸説があり、例えば北京の火鍋料理がルーツという説がありますし、肉の消費が落ちる夏に肉を食べてもらうために、昭和53(1978)年、鹿児島市内の飲食店「あぢもり」が黒豚をしゃぶしゃぶで提供したのが始まりといわれています。
黒豚のしゃぶしゃぶのレシピと作り方を説明します。
材料は、黒豚バラ肉またはロース肉、白菜、水菜、長ねぎ、にんじん、きのこ類(えのき、しいたけ、しめじなど)、木綿豆腐と葛きりです。
しゃぶしゃぶのお鍋には水と昆布を入れます。出汁をとるには、お鍋に水と昆布を入れ、30分程おいてから、鍋を火にかけて、昆布は沸騰直前に取りだします。
タレは市販のタレを使いましょう。これはごまだれ、ぽん酢、そばつゆなどで、 薬味は、小ねぎ、もみじおろし、しょうが、柚子こしょうなどです。
また、野菜を切りますが、白菜は3〜4cm程のざく切りにして、水菜は根元を切り落とし半分の長さに切ります。長ねぎは厚さ1cm程の斜め切りにして、にんじんは厚さ3〜4mm程の輪切りにします。えのき、しめじは軸を落とし小房に分け、しいたけは軸を落とし、石づきを取ります。豆腐は3〜4cm程の食べやすい大きさに切りましょう。
野菜の盛り付けは自由ですから、美味しそうに見える方法を考えましょう。お肉の並べ方は、お皿に反時計回りに並べます。反時計回りには「歓迎する」という意味があるのだそうです。
しゃぶしゃぶの食し方はここでは省略しますが、さっぱりとした味わいなので、もう気が済むまでたっぷり食べるのが正解でしょうね。
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