京都府京都市の郷土料理・ご当地グルメ
賀茂なすの田楽は、賀茂なすの良いところをを存分に味わえる、夏の京との風物詩です。京野菜の賀茂なすを半分に切って、油でじっくりと焼き、それに甘味噌つけて皮ごと食す京都の郷土料理です。
賀茂なすは夏の京都での夏野菜で、上賀茂と西賀茂が産地なのでこの呼び名が付いたとのことです。
賀茂なすは、きめ細かな身が詰まっていて歯ごたえがあり、果物のようにみずみすしいのが特徴です。
なお、賀茂なすの田楽は初夏からが旬で、7月の祇園祭の時期には料亭での定番料理になっています。
賀茂なすの田楽のレシピは、賀茂なすだけですが、この料理のミソはその[田楽味噌 赤]と[田楽味噌 白]にあります。
[田楽味噌 赤]は、赤味噌と砂糖、酒、みりんと 卵黄が材料で、[田楽味噌 白]も味噌が違うだけです。
田楽味噌を作るには、酒とみりんを鍋に入れて最初は強火で、煮立ったら弱火でアルコールを飛ばます。火を止めて、砂糖と味噌を入れ混ぜ合わせ、卵黄を入れてさらに混ぜてから、弱火で好みの固さになるまで煮詰めます。
賀茂なすは8等分に切ってから、170℃の油で約3分間揚げてから、クッキングペーパーで余分な油を取り、お皿に盛りつけて、田楽味噌を上からかければ出来上がりです。
なお、田楽味噌にはゴマを加えるとより一層味に深みがでますし、練り辛子と酢を加えと乙な辛子酢味噌になります。また、木の芽をすりつぶして加えた木の芽味噌もいいでしょう。
さて、賀茂なすの田楽で知られる京都で有名な出身者を見ますと、満点の星のようです。
番外には、モルガンお雪(明治時代の祇園甲部芸妓)がいます。
そのほかには、スポーツでは、バレーボールの大村加奈子、プロ野球の衣笠祥雄、ラグビーの平尾誠二、テニスのクルム伊達公子が京都市出身です。
漫才では、宮川大輔や今いくよ・くるよがいますし、歌手では、都はるみ、倖田來未、杉田二郎、ばんばひろふみ、沢田研二が京都出身です。ほかには、三田寛子、芦屋雁之助、芦屋小雁、池上季実子(生まれはニューヨーク)、大信田礼子、大空眞弓、田村高廣、田村正和、岸部一徳、岸部四郎、北大路欣也、津川雅彦、長門裕之、二谷英明、野川由美子、藤田まこと生まれは東京都)、藤山直美(生まれは大阪市)、森光子、山城新伍、由美かおる、竜雷太、(以上アイウエオ順)と実に数が多く、名前を見ると懐かしい人がたくさんいて、それぞれの顔姿やパフォーマンスが目のあたりに浮かんできます。
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