長野県松本市の郷土料理・ご当地グルメ
信州そばと言えば、そばの本場、信州長野で作られるそばの総称です。それこそ信州長野の北から南まで信州そばを食べ歩くことができます。
信州そばは、特産のそば粉と小麦粉を混ぜて水をまんべんなくいきわたらせてから、こね、のばし、切りの工程を経て作られます。ちなみに、一般に信州産のそば粉が40%以上使われているものだけが信州そばと名乗る事が出来るのだそうです。
そばは高冷地が栽培に適していて、その気候条件を満たす信州は古くからそばの名産地として知られています。もちろん今でも長野県の各地では折に触れてそば祭りが開かれていて、なかでも2003年から開催されている「信州・松本そば祭り」は3日間の開催期間中に総来場者数は約15万人と大好評です。
信州そばのレシピは、市販の信州そば(乾麺でも生麺でもOK)と、しめじ、しいたけ、舞茸、なめこ、えのき、そして 大根、白ねぎです。そばつゆには、醤油、みりん、砂糖と、かつお削り節が使われます。
信州そばの作り方は、そばつゆの材料は鍋で一煮立ちさせて布巾濾しをしてから冷ましておきます。きのこは食べやすい大きさにカットし、下煮をして冷ましておきます。大根をよく洗って皮ごとおろしてそばつゆに合せます。
たっぷりのお湯でそばを茹でて、茹で上がったら冷水につけてから、氷の入った水で一気に余熱を取って締めます。そばを器に盛りつけ、具を乗せてそばつゆを掛けて、白ねぎやお好みの薬味を添えれば美味しい信州そばができあがります。
信州そばを美味しく食するには、挽き立てと打ち立て、茹で立ての三立てがコツになります。茹で立てのそばを食するためには、そばつゆと薬味、きのこ類を予め用意しておくことだとのことです。
極めて美味な信州そばを食したに違いない信州長野出身の有名人には、東京急行電鉄の創業者で実業界で名を馳せた五島慶太がいるほか、歌手では、美川憲一(諏訪市)、三沢あけみ(伊那市)、子供が大好きな歌の、泳げ鯛焼き君で全国区になった上條恒彦(朝日村)などが居て、小松方正(松本市)、松井須磨子(長野市)、峰竜太(下條村)、常田富士男などをはじめとする勇名人が数多く居ます。
信州そばは、全国各地にあるそば処を代表する長野県の郷土料理ですが、長野と言えば冬季オリンピックで世界中にその名が知られています。
また、長野県は文武両道を重んじることでも全国的に知られていて、長野県出身の学者や教育者は実に多く、全国の有名な教育機関で重要なポストを務める人が多いことでも知られています。
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