長崎県長崎市の郷土料理・ご当地グルメ
ちゃんぽん・皿うどんは、日本と中国の合作の味で、「長崎名物ちゃんぽん・皿うどん」として全国で有名な長崎県の郷土料理です。
ちゃんぽん・皿うどんには、豚肉や魚介類、野菜などの具がたくさん入っていますが、明治時代中期に、中華料理店の店主の陳平順が長崎県在住の中国人の人たちに安くて栄養価の高い食事を提供しようと思い立ち、出身地である中国福建省で食べていた料理をベースにしたのが発祥とされます。
その後、汁気の多いちゃんぽんを宅配しやすくするためスープにとろみをつけたのが「皿うどん」のはじまりとのことです。
ちなみに今では、油で揚げた細麺と焼いた太麺で作る2種類の皿うどんがあります。
ちゃんぽん・皿うどんの材料は、生ちゃんぽん麺(市販)、豚ばら肉、玉ねぎ、キャベツ 、きくらげ、あさり、むきえび、イカです。
ちゃんぽん・皿うどんのレシピ・作り方です。
まずは、豚ばら肉を切、あさりは塩水につけて砂抜きします。玉ねぎは太めにスライスし、キャベツをひと口大に切ります。きくらげを水で戻しておきます。
準備ができたら、豚ばら肉をフライパンで炒め、続いてキャベツを入れ、強火でさっと炒めます。
続いて白湯(ぱいたん)スープをフライパンに入れて、あさり、むきえび、イカ、きくらげを入れて炒めます。弱火にして3分間煮てから、もやしと玉ねぎを入れ、さらに2分経ったら出来上がりです。
外食でちゃんぽん・皿うどんを食べるときには、最初は熱すぎて口にすることができませんが、味に引きずられて食が進み、食べ終わることには熱さを感じませんが、その代わり身体はほかほかと温まります。
九州は南に位置していますから、冬でもそれほど寒さは厳しくないと思う人もいるでしょうが、どうして、九州の冬はとても寒いのです。そのような時には、ちゃんぽん・皿うどんで身体を温めて、風邪を引かないようにしましょう。
プロレスの大仁田厚は国会議員を務めた異色のスポーツマンですが長崎市出身です。具だくさんのちゃんぽんを平らげて身体をつくりあげたことが想像できますね。
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