大分県佐伯市の郷土料理・ご当地グルメ
ごまだしうどんの「ごまだし」とは、焼いた白身魚のエソの身をすりつぶして、醤油とごまを混ぜて作られた食材です。このごまだしを温かいうどんに乗せてお湯を注ぐと、大分県の郷土料理、ごまだしうどんができます。
このように、ごまだしうどんは、大分県の海の町佐伯市特産の風味が豊かな麺料理です。
ごまだしは長期保存が可能なのと、いつでも食べたい時にうどんに乗せてお湯を注げば食べることができる、いわばインスタント食品のような手軽さが特徴と言えます。
魚のエソが大漁の時に保存が利いて、しかも簡単に調理できる料理として考案されたのがごまだしうどんの発祥と考えられます。なお、エソではなく、イワシやアジで作られることもあるそうです。
ごまだしうどんの材料はエソ(白身魚) とうどんで、調味料は、醤油、具はかまぼこと ねぎだけです。
ごまだしの作り方は、頭と内臓を切り取ったエソを焼いて、身をほぐし小骨を取り除きます。それをすり鉢に入れて醤油を加えてペースト状にしてから、ごまを混ぜ合わせます。
これでごまだしができましたから、後はうどんですが、これは普通にうどんをうでるだけです。かまぼこやねぎなどを乗せればインスタントのごまだしうどんが食せます。
いかがですか。いとも簡単ですから、エソにこだわらなくても、白身の魚ならイワシやアジでもOKですし、かまぼこが無くても構いません。
また、ごまだしはご飯に乗せても美味しそうですから、まずはごまだしを作ってみましょう。
ただし、ごまだしは保存ができるからと言っても冷蔵庫に入れておく方がいいでしょう。
ここで大分県が出身地の有名人、著名人をご紹介するつもりでしたが、今回は大分県にゆかりがある有名人を何人か紹介することにします。
まずは、NHKのブラタモリでお馴染みのタモリは、芸能界入りの前にかつて日田市に居住して会社勤務をしていたそうです。また、女優の宮崎美子は学生時代を大分市で過ごしています。
不朽の名曲と言われる「荒城の月」その他の名曲を残した作曲家の瀧廉太郎は両親が大分県出身で、廉太郎は大分県竹田市で育ちました。
ムツゴロウは大分県には棲息していないようですが、ムツゴロウこと畑正憲は、幼年期を満州で、青年期を大分県日田市で過ごしています。なお畑正憲は第25回菊池寛賞を受賞していることは、あまり知られていないようで、むしろムツゴロウの生態を研究する生物学者のイメージが強いようです。
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