大阪府大阪市の郷土料理・ご当地グルメ
箱寿司は、箱細工職人と寿司職人のコラボで完成するおもてなし料理です。
木製の型に例えばえびや魚の切り身と酢ご飯を重ねて詰めてから押して、四角い形に整えるお寿司で、押し寿司とも大阪寿司とも呼ばれています。
大阪府では明治時代にサバやアジなどでの押し寿司が普及し、その後おもてなしの郷土料理として、タイやエビ、アナゴの高級食材を用いた箱寿司が誕生しました。
ここでは、サバを使った箱寿司のレシピで作り方をご紹介しましょう。
用意するのは、酢ご飯、鯖、人参、干ししいたけ、桜えび(乾燥)、絹さや、卵で、味付けには、醤油、砂糖、みりん、酒、サラダ油 です。
つづいて作り方の説明です。サバは頭と内臓をとり除いて、茹でてから骨を取り除き、水気を切ります。
なべに醤油、砂糖、みりん、・酒で味をつけてそぼろを作りますが、人参は千切りにし、味をつけます。干ししいたけや桜えびもそれぞれ醤油・砂糖・みりんで煮て、味をつけますが、絹さやは塩ゆでして、卵は炒り卵にすします。
木の型に鯖のそぼろその他の具材を入れて、その上に酢ご飯を入れてから、押し固めてそれを取り出せば見るからに美味しそうなサバの箱寿司が出来上がります。
もちろんサバに代わる魚類はさまざまで、それぞれの箱寿司が、我こそ箱寿司と競うでしょう。
ここからは大阪府が生んだ数多くの有名人や著名人をご紹介しますが、それぞれが箱寿司のメインになりそうな人たちです。なお順序はランダムです。
松下幸之助(パナソニック創業者)は大阪市(和歌山県生まれ)、建築家の安藤忠雄も大阪市旭区赤川、丹下健三は堺市出身で、古い人では江戸時代前期の作家、俳人、人形浄瑠璃作者の井原西鶴がいます。現代に戻すと、大宅壮一、織田作之助、開高健(第38回芥川賞受賞)は大阪市天王寺区、ノーベル文学賞受賞の川端康成は大阪市北区、SF作家の小松左京は大阪市西区、五味康祐、黒岩重吾、堺屋太一、佐藤愛子、司馬遼太郎、田辺聖子、そして作家の登竜門である直木賞の直木三十五、直木賞を受賞した藤本義一、山崎豊子など、まさに文学の玉手箱です。
将棋の世界では歌で知られる阪田三吉、ファッション界ではコシノ三姉妹のコシノヒロコ、コシノジュンコ、コシノミチコ和上ホールディングス岸和田市出身で、世界で初めてヨットで単独無帰港太平洋横断に成功した堀江謙一、水泳の関係では、入江陵介(男子背泳ぎ・北京五輪代表)、寺川綾(女子背泳ぎ・アテネ五輪代表)、萩原智子(競泳選手、シドニー五輪代表)、往年の葉室鐵夫(ベルリン五輪200メートル平泳ぎ金メダリスト):高石市、シンクロナイズドスイミングの指導者の井村雅代、野球では、ダルビッシュ有や桑田真澄も大阪府の出身です。
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