大阪府大阪市の郷土料理・ご当地グルメ
お好み焼きの起源は「一銭洋食」という説があるようで、これは昔の屋台や出店での定番の一品だったそうです。
小麦粉を水で溶いた生地に長いものすりおろしを加えて、そこにキャベツとお好みの肉類や魚介類を入れてから鉄板で焼き、焼きあがったら上に甘口のソースを塗り、それこそお好みで鰹節や青のり、マヨネーズなどをかけて食べる大阪の郷土料理です。
起源ははっきりしませんが、戦前から「洋食焼き」と呼ばれていたことは間違いが無いようです。先にも言いましたが、当時は1枚が1銭で食べられたので「一銭洋食」とも呼ばれました。それ以来、お好み焼きとして現在でも多くの愛好家がいます。
家庭でお好み焼きを作るための鉄板などもネットなどで売られていますから、まだ食べていない人や、お好み焼きが好きな人はぜひ家庭でお好み焼き作りをしてみましょう。
お好み焼きの材料は、市販の生地、じゃがいも、キャベツ、豚肉こま切れ、玉子、紅生姜、かいわれ、かつお粉、青海苔、ソースとマヨネーズです。
作り方は、生地、じゃがいも、キャベツ、玉子、豚肉と紅生姜をボウルに入れますが、じゃがいもは電子レンジであらかじめ柔らかくしておきます。
それをよくかき混ぜて、180℃の鉄板に落とし、その上に豚肉を乗せます。約5分で底面がきつね色に焼けたら、集中力を使ってひっくり返します。両面がしっかり焼けてから、ソースやマヨネーズ、かつお粉や青海苔を振りかけて、かいわれを添えれば美味しいアツアツのお好み焼きの出来上がりです。
調理のコツとして、生地にすりおろした長いも入れるとさらにふっくらと仕上げることができます。また、キャベツは細かく切り過ぎ無いほうがいいでしょう。
お好み焼きは大阪だけではなく、今では全国のどこでもお好み焼き専門店がありますから、好きになったら食べ歩きもいいでしょう。
ここで方向転換して、お好み焼きを好きであろう、大阪府ゆかりの有名人や著名人を
少しご紹介することにします。順は不同です。
江戸川乱歩(小説家)は、大阪府守口市八島町に大正時代に書斎として使っていた家が今も残っています。なお江戸川乱歩は三重県生まれです。
ジャニーズJr.の京本大我は東京都出身ですが、父親が俳優の京本政樹で母親が元モデルの山本博美(共に大阪府出身)です。
宝塚歌劇団創設で有名な小林一三は山梨県生まれですが、池田市の自宅は現在逸翁美術館になっています。
マラソンの高橋尚子は岐阜県生まれですが、吹田市の大阪学院大学の在学した時期があります。
SMAPの中居正広は神奈川県生まれですが母親が大阪府出身で、卓球の福原愛は宮城県生まれですが、小学4年から中学3年までは八尾市に在住していました。
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