埼玉県加須市の郷土料理・ご当地グルメ
冷汁うどんは、2010年のゴールデンウィークに大宮ソニックシティ付近で開催された、第6回埼玉B級ご当地グルメ王決定戦で優勝に輝きました。この料理はほかにも類似したものが山形県や宮崎県にも見られますが、ここでは冷汁うどんの決定版とも言える、埼玉県の冷汁うどんについて見てみましょう。
冷汁うどんは、味噌とゴマ、場合によってはそこに砂糖を加えて、すり鉢ですって、そこに、きゅうりとなす、さらにしそやみょうがなどを入れ、冷たくしただし汁でのばした汁にうどんをつけて食べます。
冷汁うどんは、埼玉県の県西と県北、県央部や、さいたま市の大宮地区などで、暑い夏の日にピッタリの郷土料理です。
冷汁うどんの起源と発祥は、そもそもは。きゅうりの輪切りに砂糖や塩とごまで和えた惣菜であったのを、余った惣菜でうどんを食べたのが始まりだと言われています。農家の人が夏に農作業をする際に、簡単に食べることができるということで古くから伝わる料理で、農作業だけではなく、宴席を締め際にも食されていたそうです。
ちなみに、外食でのメニューの冷汁うどんは、埼玉県加須市内のうどんの店の「子亀」が発祥とされています。
冷汁うどんの作り方を簡単に紹介しますと、炒りごまをすり鉢ですり、味噌を入れてさらにすり混ぜます。これとは別に、きゅうりの薄輪切りと、青しそ、ねぎのみじん切りを作ります。それを味噌が入っているすり鉢に入れて、混ぜ込みます。同時に、うどんを茹で、茹で上がったら冷水で締めて、ざるなどに移しておきます。
味噌だれを人数分の小鉢に取り分けて、それぞれが小鉢の味噌だれにうどんにつけて食します。
冷汁うどんを生み出した埼玉県はどのような有名人を生み出したかを見ると、ずいぶん大勢の有名人・著名人が居ます。
例えば、音楽に関する有名人では、「木綿のハンカチーフ」がビッグヒットした太田裕美(春日部市育ち)、ゴダイゴのタケカワユキヒデ(浦和市=さいたま市)、タレントでもあり司会者でもある、所ジョージ(所沢市)、1970年代前半の国民的アイドルで人気を博した、天地真理(大宮市=さいたま市)、三味線が得意の歌手、榎本美佐江(川口市)、今やJポップ界のレジェンドになっている尾崎豊(朝霞市)、「炎」の大ヒットで、「ネオ演歌」の代表的な歌手、冠二郎(秩父市)、「男と女のお話」などで有名な日吉ミミ(浦和市=さいたま市)、「東京ドドンパ娘」その他のヒット曲で知られる、渡辺マリ(浦和市=さいたま市)、元しぶがき隊で、ジャニーズの本木雅弘(桶川市)、SMAPの草g剛(春日部市)、男性アイドルグループV6とComing Centuryのメンバーの、森田剛(春日部市)、TOKIOの山口達也(草加市)などが居ます。
◆スポンサードリンク