滋賀県彦根市の郷土料理・ご当地グルメ
鴨鍋と聞くと鶏肉とは全然違う鴨肉の味が生唾を誘います。寒い冬に鴨鍋はまさに絶妙な料理で、鴨とねぎの相性は抜群です。冬近くにはマガモや合鴨が琵琶湖に大挙して飛来してくることから、彦根市をはじめ琵琶湖沿岸の集落で、豆腐やねぎなどと一緒に煮込んで鍋料理と食されたのが鴨鍋です。
寒い冬を乗り切るマガモは脂の乗りが良く、歯ごたえがあり、脂身の甘さが特徴で、「鴨が葱を背負ってくる」という諺にある通りの美味な郷土料理です。
元来は、たまたま魚を取る網にかかった鴨だけを食べていたのが、現在では冬季限定で猟が許されていて、11月から3月にかけては脂がのった鴨鍋を食べる事ができます。ちなみに最近ではアヒルとマガモの飼育も積極的に行われているそうです。
さて、美味名鴨鍋の材料は、鴨肉、水菜 、長ねぎ、椎茸、豆腐、もみじおろし、レモン、わけぎなどです。鍋にはかつお出汁、酒、みりん、薄口しょうゆと追い鰹を入れます。また、秋にはキノコ類をたくさん入れてみるのもいいでしょう。
鴨鍋のレシピ作りかたは、具材は程良いサイズに切り、ネギは薄めに切り、鴨肉も薄めに切ります。なお、鴨肉は、チルドに近い状態で程良い硬さの時に切るのがいいようです。鴨肉とねぎ類などを、かつお出汁、酒、みりん、薄口しょうゆと追い鰹をあわせ煮したスープ鍋に入れます。この際に鴨肉は煮過ぎないようにします。
お好みで、もみじおろしとレモン、刻んだわけぎなどを使いますが、雑炊を作る際は塩を少々入れると味が締まるようです。
鴨がねぎを背負ってくるという諺はともかくとして、美味しい鴨は、お蕎麦屋さんでは鴨南蛮として食しますが、都会でのお蕎麦としてはやや高級の部類にはいるようですねえ。
ここで鴨ならぬ滋賀県出身の有名人、著名人を見てみますと、大学や大学院の教授が数多く居ます。これはあまり知られていないようですが、知る人ぞ知るという有名な学者や教授で滋賀県出身は多いようです。
また、滋賀県出身の作家やエッセイストの数も多いのが目を惹き、毒舌?で知られる田原総一朗(ジャーナリスト)は彦根市の出身です。
第44代衆議院議長で西武グループ創業者の堤康次郎も滋賀県の出身で、専修大学創立者の相馬永胤も滋賀県生まれです。
古くは桜田門の変で知られる井伊直弼(彦根藩主15代)ももちろん彦根市の人です。
柔らかいところでは、グラビアアイドルの秋川せなをはじめアイドルも多く、宝塚歌劇団星組トップスターの安蘭けいも滋賀県の出身です。
スポーツでは、アトランタ・シドニー・アテネ五輪代表、団体銅メダル・デュエット銀メダル×2の立花美哉などが滋賀県出身です。
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