静岡県富士宮市の郷土料理・ご当地グルメ
富士宮やきそばは、まさに静岡県富士宮市が元祖のご当地料理で、B-1グランプリ2大会制覇!という実績を誇る、やきそば中のやきそばです。
富士宮やきそばとはどのようなものかを見ますと、熱した鉄板にラードを入れ、背脂の肉とキャベツを炒めて、別に炒めておいた生麺を混ぜてから、最後にソースを絡めたものに紅しょうがといわしの粉が添えられています。元来は、普通の焼きそばでしたが、それを改良した、水分が比較的少なく日持ちがする富士宮独特のやきそばが誕生し、今では「富士宮やきそば学会」が発足し、全国へ積極的な普及がなされています。
富士宮やきそばの具材は、やきぞば麺、イカ、キャベツ、肉カス、ラード、駿河湾で獲れる桜えび、焼きそばソース、魚粉、青のりと紅しょうがです。
富士宮やきそばの作り方は、普通のやきそばと大体は同じ要領で、イカとキャベツを食べやすい大きさに切り、フライパンにラードをひいて、イカとキャベツ、肉カスを入れてから強火で手早く炒めます。なおラードがなければ、サラダ油でもOKです。その上に麺を乗せて、100ccほどの水を入れてから強火で約1分炒めますが、麺がほぐれる位が目安です。
そこに桜えびを散らし、さらに水を加えて強火で炒め、水分が無くなったら、、焼きそばソースを入れて良く混ぜ合わせて、色むらがなくなるようにします。
ソースの水分が無くなったら器に盛り、その上に魚粉、青のりの順にふりかけて紅しょうがを添えれば出来上がりです。なお、魚粉は、市販の煮干しの粉等でも間に合います。
調理のコツとして、焼きそばソースは、ウスターソースとお好み焼きソースをブレンドして作ると味わいが一層深くなりますが、この際の目安はウスターソースが2/3、お好み焼きソースが1/3の分量のブレンドです。
何だか夜店に来たよう名気分になりましたが、秋のお祭りで屋台で勇ましい掛け声を出して富士宮やきそばを作っているお兄さんやおじさんが目にうかぶようですね。
それにしてもB-1グランプリ2大会制覇とは、まさにこれぞ日本の味という感があり、なんとも美味しそうな気分になるから不思議です。
この静岡県は有名人や著名人が数多く出ていて、スポーツ界ではサッカーの分野で超有名な実力者が何人もいます。例えばキングカズ、ゴンと言うだけでも誰だか分かるでしょう。また、数多くの学者や科学者も静岡県から出ていて、ハイテクの静岡は世界的にしられています。
芸能界での静岡県出身では俳優では里見浩太朗は静岡県立富士宮北高等学校を卒業していますし、美人でモデルも兼ねる女優の秋吉久美子も静岡県産ですが、秋吉久美子のフアンは全国でたくさんいます。
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