三好市 おせち 取り寄せ

徳島県三好市の郷土料理・ご当地グルメ

そば米雑炊(主な発祥地:徳島県三好市)

 そば米雑炊は少し変わった食べ物と言えるでしょう。そば米はそばの実を茹でて乾燥させ、その皮を取り除いたものです。

 そば米雑炊は、そばをお米に見立ててそれを雑炊にした徳島の郷土料理で、地元では日常的に食されています。このようにそばを粒のままで食べるのは徳島県独特のもので、稲作に適さない土地での主食として、先人の知恵が生み出した料理です。

 そば米雑炊の発祥は、源平合戦に敗れた平家の落ち武者が、山あいの東祖谷村(現在の三好市)に隠れた時に、都を偲んで正月にそばを使う雑炊や団子を調理したのが始まりと言う説があります。それが、すそ野の町に伝わり、現在では徳島県の人々の日常のおかずとして、多くの家庭で食されています。

 一体どのような味がするのか、そば米雑炊の材料とレシピ・作り方をみてみましょう。

 材料は、そば米、鶏むね肉、にんじん、大根、干し椎茸、三つ葉、だし汁と 干し椎茸の戻し汁です。味付けには、酒、しょうゆ、みりんと塩を使います。

 そば米雑炊の作り方は、鶏むね肉をひと口大のそぎ切りにして、にんじんは薄い半月切り、大根は薄のいちょう切りで、干し椎茸は水で戻してから千切りにします。この際の干し椎茸の戻し汁はあとで使います。そば米を水洗いして、水で20分程茹で、やわらかくなったらざるにあげて水洗いをして、水気を切っておきます。

 だし汁と干し椎茸の戻し汁を合わせて、それでにんじんや大根、干し椎茸を煮ます。にんじんや大根がやわらかくなったらそば米と鶏むね肉を加えてひと沸きさせます。鶏むね肉の中まで火が通ったら調味料で味を整えて、仕上げに三つ葉を散らせば出来上がりです。

 なお、地域や時期によっては、わらびやぜんまいなどの山菜を入れるのも季節感が出て、美味しくいただけるでしょう。作ってみないと何とも想像しがたいのですが、そばの味がするのは確かなようで、そばをお米に見立てると主食になりますから、栄養的にも良いでしょうし、消化もいいでしょう。

 さて、そば米雑炊発祥の三好市ゆかりの有名人といえば、高校野球甲子園大会で春夏通算で優勝3回、準優勝2回の輝かしい成績を残した池田高校野球部の監督だった蔦文也でしょうか。メンバーが総勢で11人という余裕の無いチームでの準優勝などは、米が無いなか知恵を絞って創作されたそば米雑炊に通じるものがありますね。

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