東京都中央区の郷土料理・ご当地グルメ
あんこ巻きは、もんじゃ焼きを食べた後で食する定番とされている郷土料理です。
あんこ巻きとは、その名が示すように、小麦粉でつくった生地を薄く延ばして鉄板で焼き、それであんこを巻いた料理です。
あんこ巻きを食べるコツは、鉄板で温まった生地が冷めないうちに食べることで、東京都内にある、もんじゃ焼き屋で食べることができます。
もんじゃ焼きは都内の各所にありますが、特に月島や勝どき、築地界隈にあるもんじゃ焼き屋だと、あんこ巻きがメニューにあるようです。
あんこ巻きのレシピは現代風で、使う材料は、ホットケーキミックス、薄力粉、粉末抹茶とこしあん、それに牛乳です。
あんこ巻きの作り方を簡単に説明しますと、市販のホットケーキミックスと薄力粉をボウルに入れ、そこに牛乳を少しずつ注ぎ込みながら、きちんと混ぜ合わせて生地を作ります。そこに適量の粉末抹茶を加えてから、手のひらサイズに分けておきます。
次いで、熱したフライパンにそれを乗せて、弱火で4〜5分程両面がきつね色になるまで焼き、その上にこしあんを大さ出乗せて、こしあんを生地で巻くと出来上がりです。
あんこ巻きは、通常はアツアツの状態で食しますが、ほかには、熱くても冷めても美味しく食べることができる、高野あんこ巻きやヘルシーあんこ巻きなどが、料理研究家により開発されていて、数多くのバリエーションがあります。
どの家庭でもあんこ巻きやそのバリエーションは作れますから、子供のおやつなどでぜひ挑戦してみましょう。その際に決め手はあんこ巻きに入れる具材にありますから、いろいろな具材で試す楽しみもあります。
以上が東京の郷土料理、あんこ巻きですが、東京都は元来は江戸ですから、名産は江戸前寿司と言えます。しかし全国各地から人が集まっていますから、考えようでは東京は全国の郷土料理のメッカとも言えそうです。
あんこ巻きの主な発祥の地は、東京都の中央区ですが、中央区と言えば日本一の銀座があります。
昔の銀座は現在とは大きく異なり、いわば下町の風情がありました。
その銀座を中心とした中央区出身の有名人には、シリアスな演技で知られる女優の泉ピン子や、和泉雅子、俳優では柄本明などが居ます。
テレビディレクターでタレントのテリー伊藤は築地の出身でユニークなフォークソング歌手、独特の雰囲気を持つタレントの、なぎら健壱は銀座木挽町の出身、世界に名を知られる演出家の宮本亜門は銀座の生れです。
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