東京都中央区の郷土料理・ご当地グルメ
もんじゃ焼きは、熱した鉄板の上で文字を書くから、文字焼きをもじってもんじゃ焼き?と言われている東京都の郷土料理です。もんじゃ焼きは東京名物で、特に下町の風情が漂う月島や浅草に、もんじゃ焼きのお店がたくさんあります。
もんじゃ焼きは、小麦粉がメインの具材を鉄板で調理する料理ですが、お好み焼きと比べると、生地に使う水分量が多いことと、調味料やソースなどを混ぜたりするのが特徴です。
元来もんじゃ焼きはおやつとして食されていましたが、今ではバリエーションも多彩で、東京に来る観光客の人気の食べ物です。
もんじゃ焼きの定番とも言えるのは、切イカもんじゃ焼きで、そのレシピは、 薄力粉、お好み焼き粉、ウスターソース、かつおだし顆粒、キャベツ、切イカ、天かす、花かつおとマヨネーズです。
まずは生地を作りますが、ボウルに水、薄力粉、お好み焼き粉、ウスターソース、千切りキャベツ、切イカと天かす、かつおだしを全部一度に入れて、軽くまぜあわせます。
鉄板の上にサラダ油を引き、切イカとキャベツを炒めます。その鉄板の上で、生地と具材を混ぜ合わせて、ドーナツ状の土手を作り、残りの生地を土手の中に流し込みます。生地が固まってきてから、具材をまぜて広げていき、裏側にきつね色のおこげが出来れば食べごろで、花かつおとマヨネーズをかけて完成です。
もんじゃ焼きはおやつにもいいのですが、ある程度以上の分量になると一食分の食事にもなります。したがって、もんじゃ焼きだけで、ビールを飲んだり、焼酎をたしなめば、夕食替わりもなるでしょう。
なお、もんじゃ焼きと、お好み焼きは類似する部分が多いようですが、もんじゃ焼きは歴然とお好み焼きとは区別される食べ物ですから、混同しないようにしましょう。
もんじゃ焼きの盛んな月島や浅草、あるいは勝どきや築地は、東京のなかでも歴史がある街で、下町とも言えますし、そうでないとも言えます。
それは月島、築地、勝どきの近いのが銀座であり、浅草に近いのが上野ということで、銀座と上野は別の顔を持っているからです。
それにしても大都市東京都からはさぞかし大勢の有名人が生れているかと思いますが、実は意外と街の大きさと比べると少ないようです。
それにしても23特別区と多くの市を有する東京都出身の有名人を紹介するとなると、とても全部を紹介することはできません。そこで、あえて月島に近い銀座生れの有名人として、今や名女優の名が相応しい、泉ピン子をあげておきます。
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