新宮市 おせち 取り寄せ

　めはりずしは、漬けこんで味付けをした高菜の葉でご飯をおにぎりのように包む和歌山県の郷土寿司です。めはりずしは、目を見張るほど大きく口を開けないと食べることができないことから、その名がついたようで、むかし山仕事や畑仕事のお昼に食べる弁当として作ったのがその起源とされています。

　なお、原型は大きいサイズですが、今では食べやすいように小さいサイズで作ります。めはりずしは、お土産や駅弁として有名で、各地のデパートで開催される物産展でも展示即売がなされることがあります。

　目張りずしのレシピも作り方も簡単ですから、家庭でいつでも作ることができるでしょう。めはりずしの材料とレシピ・作り方は、ご飯、塩漬した高菜の葉で、あとは濃口しょうゆと酒とみりんを揃えます。

　【つけ汁】は、酒とみりんを鍋で強火で煮て、ひと煮立ちした後で濃口しょうゆを加え、煮立ったら冷ましておきます。

　高菜の葉を、流水にさらして塩分を取り、しっかりと絞り、高菜の葉をのばしてからつけ汁に入れて冷蔵庫で一日寝かしておきます。なお、めはりずし要の高菜の葉は芯と端を切り落とてから半分に切ります。

　温かいご飯を俵型のおむすびにしてからつけ汁を軽く回しかけてから高菜の葉で俵型のご飯をくるみ、仕上げにつけ汁をかけると美味しいめはりずしの出来上がりです。濃い味が好きな方は、つけ汁のしょうゆを多めにしますし、ピリ辛好きな方は、タレに鷹の爪を1本入れてみましょう。追記しますと高菜でくるむ際は、しわを伸ばして高菜の葉をぴんと張るのがコツとのことです。

　めはりずしの和歌山県出身の目をみはる有名人には、美人の体操選手の田中理恵（2012年ロンドン五輪日本代表）が岩出市で、レスリングの太田拓弥（アトランタ五輪銅メダリスト）は新宮市、斎藤育造（ロサンゼルス五輪銅メダリスト）、湯元健一（北京五輪銅メダリスト）は和歌山市の出身です。

　お笑いでは、明石家さんまは東牟婁郡旧古座町で、和歌山県ゆかりの有名人には、イーデス・ハンソン（旧中辺路町在住）、石田純一、小田和正、藤原紀香（両親が和歌山県出身、母親は岩出市出身）、萬田久子（女優、母親が和歌山県出身）や向井理（俳優、父親が和歌山県出身）が居ます。

　意外と両親のどちらかが和歌山県出身という俳優や女優が多いのは今まで知りませんでした。