おせちの赤い小さいのはチョロギです。
◆おせちの赤い小さいのはチョロギです。
おせちはお正月に食するお料理で、「マメで達者で数々と」とマメに元気で働けるようにと縁起を担ぐ食べ物がおせち料理に入っています。
このマメという言葉を表すのが定番の黒豆で、黒豆だけなら不思議ではないのですが、その横に赤い巻貝のようなものがあるのを不思議に思ったことがあるでしょう。この赤い代物は、チョロギと言う食べ物で、その正体はシソ科の多年草植物の球根のような塊茎部分です。
チョロギの原産地は中国で、日本には江戸時代に入ってきました。チョロギは言わば球根のようなもので、食べるとユリ根に似た食感で、生姜のようにピリッと辛いのが特徴です。
なお、チョロギはもともとから赤い色ではなく、梅酢やシソ酢に漬けるので赤色に染まります。黒豆とチョロギは相性が良く、おせちにチョロギは縁起物として入れられるようです。
中国では一般的に食されていて、ちなみに漢字では「長老喜」ですから、長生きして老いるのは喜びというお目出度い食べ物です。ついでにおせち料理の定番について言いますと、五穀豊穣という意味の食べ物には田作りがあり、数の子は子宝に恵まれるようにということのようです。
そうすると、チョロギはまさにお正月の食べ物としてはピッタリですね。お正月のおせちでは長生きをするために、ぜひチョロギを食しましょう。
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